自転車

CANYON・Grandcanyon 8 AL/驚く程の走破性を持つコスパ最高の29erMTB

僕の所有自転車はロードバイク、MTB、ピストと3台体制です。

今回はその愛車のひとつであるMTB、

CANYON(キャニオン)」の「Grandcanyon 8 AL(グランドキャニオン8エーエル)」を

紹介したいと思います。

概要

ロードバイクは別として、基本的に通勤はピストバイクを使っています。

durcus one master(ダーカスワン・マスター)/自転車の楽しさを教えてくれたピストバイク!今でも通勤号として現役。 現在、僕は自転車3台持ち。 ロードバイク、MTB、そしてピストバイク。 今回は僕の自転車の原点となるピストバイク、...

もちろん今の現役ですが、雪が降り積もる冬場はさすがに乗れません

これまで冬場バスは通勤だったのですが、残業ともなれば最終便も早く使いづらい。

ということで冬に通勤で乗れる自転車はマウンテンバイクしかないんじゃないかと。

いろいろセミファットバイクとかも候補にあり、悩んだんですが、

結果的に選んだのが、僕が持っているロードバイクと同じCANYONのもの。

CANYON(キャニオン)」は店舗を通さず、

直接ユーザーに届けることでコスパの良いバイクを提供しているドイツの自転車ブランド。

低価格かつ高性能なCANYONのバイク達はデザイン性も優れています。

CANYONはMTBも得意としており、いくつの種類も出していますが、

Grandcanyon(グランドキャニオン)」はフロントにしかサスペンションのない、

いわゆるハードテイルMTBになります。

フレーム素材はアルミです。

名称の後ろに冠してある「AL」がアルミニウムの略。

他にある「CF」というのがカーボンで、軽量かつ高価なグレードになります。

重い方の素材となりますが、それでも重量は約13kgと一般的なMTBのなかでは大分軽い方に当たります。

購入は外国からの直販になるので、総料と関税が別途かかることになります。

総料は約2万円前後で変わりないですが、

関税は確か1万円くらいだったと記憶していますが、購入価格によって増減します。

在庫にも寄りますが、注文から1か月程度で届きました。

CAMYON公式HP

選んだ理由

以下の理由・条件項目を中心に総合的に判断してこのグランドキャニオンに決めました。

①フレームがアルミで頑丈なこと

冬場に乗ることを想定しており、おそらく何度も転倒・落車するだろう思っていたので、

壊れやすいカーボンは対象外としていました。

案の定、アイスバーンで何度も強く転倒しましたが、バイクは無傷!

フレームだけでなくコンポも本当に頑丈でびっくりしました。

②29er(ツーナイナー)

走破性の高さと、見た目の良さ、さらにオンロードでの巡航性を考えて29インチタイヤを希望していました。

これにより大分車種は絞られましたが、価格帯は上がりました。

走破性能は次の目次で別途紹介しています。

③セミファットまたはタイヤが太めなこと

見た目のバランスや走破性能を考えるとできるだけ太めがいいなと思っていました。

の条件である29erでメインのタイヤ幅はだいたい2~2.2の範囲。

セミファットではスペシャライズドの「FUSE COMP 29」が2.6インチでありましたが、

人気が高く品薄ですぐに注文できなそうだったのと、かなり高価格になってしまい諦めました。

一方のグランドキャニオンは、2.35インチと通常のMTBではかなり太めの部類に入ります。

実はここが最もポイントが高かったところでした。

後はカラーやデザイン、装備などを踏まえ、

コスパを考慮するとおのずとこのグランドキャニオンの一択に。

結果的に大正解だったと思っています。

走破性能について

ホイール・タイヤは大口径の29er(ツーナイナー)という規格になるのですが、

かつ幅も2.35インチと太いということもあり、

本当にびっくりするほどの走破性です。

行けないところはないんじゃないかくらい。

歩道と車道の段差は余裕ですし、急じゃない階段なら降りられます。

さらに、もともと冬場はスパイクタイヤの購入を検討していたのですが、

なんとノーマルタイヤで一冬過ごせちゃいました!

新雪や多少の圧雪ならガンガン進んでいきます。

↑こんな感じの雪なら全然いけます。

(アイスバーンは本当に滑るので本来はスパイクタイヤをオススメします。)

タイヤ幅はもちろん、大きなホイール径が走破性を高めている主な要因かと思いました。

これでいわゆるセミファット(3インチ)やそれ以上のファットバイクならどうなるのか。。。

通常のアスファルト舗装の場合ですが、

空気圧を高めにすればそれなりの巡航(30キロ程度)もできちゃいます。

重量も約13キロと見た目に反して軽い部類に入るので、

さすがにヒルクライムのような坂は辛いですが、軽いギアで回せばなんとかなっちゃう。

登山口までに使ったりとか、山サイクリングのような乗り方もオススメですよ。

まとめ

約1年半乗ってきましたが、

付いているコンポーネントやブレーキもグレードが高めのものばかりなので、

操作性や耐久性はかなり良いもの感を感じています。

すでに持っていたロードバイクもCANYONだったので、

コスパの良さは理解していましたが、このGrandCanyonも相当なものでした!

僕の場合、本体15万+総料・関税で約3万と合計しても、

他の同クラス(20万以上)のMTBより5万円以上は安く手に入ったんじゃないでしょうか。

さらにこのマットブラックのデザイン!

最高にお気に入りです。

自分である程度整備できる、または持込可能な自転車屋さんがある方はCANYONのメリットしかありません

自転車をピストから始めた僕は、

工具も結構揃ってましたし、メンテナンスすることに抵抗なしだったので全然問題なかったです。

要はやる気次第かな笑

気になる方はぜひ!試してみてください。

それではっ!