温泉・サウナ

北斗市・天然温泉七重浜の湯/旧函館スパビーチだった施設を改装した温泉、サウナが充実

だんだんと涼しくなり、秋の気配が感じられる今日この頃。いよいよサウナの季節になってきましたね!立て続けではありますが、サウナの新規開拓の紹介です。

1年ほど前、まだサウナーになる前に休止してしまった北斗市の「七重浜の湯」が、最近になって見事に復活し再開しましたので、少し経ちましたけど行ってきました!

ネットの噂では休止前より、休憩施設などの設備や、浴槽の数など、色々機能制限されてて評判がよろしくないようでしたが、いやいやサウナに限っては、充実しておりました!また行きたいなと思えるほど前評判を覆してきたので、早速紹介します!

概要

天然温泉七重浜の湯は、道南の北斗市の七重浜地区、国道228号線沿いにある大型のスーパー銭湯チックの温泉施設です。もともとはプールと温泉が楽しめるリゾート施設「函館スパビーチ」を改装して2012年にできた割と新しめの施設になりますが、長年親しまれてきたなか、設備の老朽化や燃料高騰などを理由に2021年9月末に休止してしまいました。

その後、1年近く経ったのち、何と「湯の箱こみち」の運営事業者が、運営を引き継ぎ、2022年6月に営業再開。

函館・湯の箱こみち/市内唯一の24時間営業スーパー銭湯、お得な朝風呂がお気に入り 函館市内における主な銭湯サウナでまだ行ってなかった最後の1つ、それが今回紹介する「湯の箱 こみち」です。 ここは、通常の銭湯では...

ただし、再開したのは1階の温泉部分だけで、休止前に営業していた2階のレストランや休憩スペース、地下1階のフィットネスジムについては、今後状況を踏まえながら順次再開するとのこと。

位置的には228号線沿いの、しかもトライアルなど大型店舗や飲食店が多く立ち並ぶエリアに位置しているので、かなりアクセスはしやすいです。函館近郊では最もわかりやすい場所にある温泉のひとつで、駐車場も十分あることから、観光客の方もいきやすい(車が前提)のではないでしょうか。

基本的な交通手段は車ですので、駐車場は300台ほど確保されているので安心です。

営業時間は朝8:00から夜22:00までの通し営業で、基本的には年中無休となっており大変便利ですね。

料金は近郊で最高値の大人660円(高校生以上)!正確には基本料550円+燃料調整額110円という内訳。燃料調整額は変動があるようです。

小・中学生は計390円、幼児は計110円という設定です。

靴ロッカーと更衣室ロッカーについては100円(戻ります。かごだけの棚はなかったように見えました。)

ドライヤーは無料ですが、休止前にはあった備え付けのシャンプーやボディーソープなどはありませんので正直割高感は否めないのでした。。。

施設に入ると、受け付けがあり、ロビーのような空間に一部少し休めるスペースがあるくらい。以前のような2階の広大な休憩スペースやレストランの再開が待ち遠しいですね。

温泉

受付を経て、まっすぐ進むと左側が男湯、右側に女湯という配置となっています。

更衣室は従前どおりとてつもなく広いです。ロッカーは200~300はあるのではないでしょうか。再開に合わせ新しくなっていると思います。

公式HPから参照

まず内湯の紹介です。出入り口はガラスの自動ドア。

開けて入ると、右半分が洗い場+元炭酸泉+露天入り口、左半分が大浴槽+ジャグジー、サウナや水風呂という構成。以前真ん中にあったあかすりスペースは休止、左奥の薬湯槽も使用されていませんでした。

大浴槽と元炭酸泉が掛け流しのお湯で、大浴槽が若干ぬるめ、元炭酸泉の浴槽がやや熱めにと区別されている状態でした。その掛け流しのお湯は函館市内に多い塩化物泉ですが、少し茶色味がかった独特な風合いです。真ん中のジャクジーは透明なお湯だったので、ひょっとしたら沸かし湯なのかも。洗い場は合計で20席ちょっとくらい、割と広く、シャワーの水圧が強力でした。

露天風呂は、ヒノキのような木製の浴槽。源泉掛け流しで、源泉の温度が低めのため、夏場でも40度前後とかなりぬるめの部類だと思います。冬場はもっと湯温が低くなる恐れがあります(注意書きには35~40度くらいと記載)夜に行ったのですが、函館湾を真っ正面に夜景が素晴らしかったです。ぬるめの湯温を相まって、いつまでも眺めていられそうでした。

サウナ・水風呂

サウナと水風呂について紹介します。

何とサ室は2種類!函館近郊では、「しんわの湯」や「にしき温泉」、「なごみの湯」くらいなので、有利なポイントになります。

まずは1つめの高温サウナ。2段構成にもかかわらず6人くらいが限度なほどせまめ。ですが、全面ガラス張りのため圧迫感はありません。せまめかつ100度近い高温なのでしっかり蒸されることが可能。テレビはありませんが珍しく有線ラジオがかかっていました。設備としては12分計がありました。

次は2つ目の低温サウナ。高温サウナと違って、カタカナの「ク」の字のような形の2段構成で、20人近くは入ることの出来る広めのサウナ。室温はヒーターで温められており、80度ちょっとと低めですが、それなりに湿度もあり、身体には優しくもそれなりに汗をかけました。僕的には高温サウナの間にはさむと飽きずに楽しめます。12分計などのほか、テレビがありました。

ちなみにサウナマットはかなり大きい部類で、それぞれのサ室の前に設置されています。

そして水風呂ですがそれぞれのサ室の間に位置しています。若干浅めですが、4人は入れるちょうど良いサイズ。水は濾過循環式のようですが、20度近い入りやすい水温でした。半年後、2月の真冬に利用したのですが、びっくりするほど冷たかったです!たぶん10度以下のシングル!また夏になるとぬるくなるのか分かりませんが、これは嬉しい不意打ちでした。谷地頭温泉や昭和温泉に近いくらいのナイス水風呂です。(かなりあまみも出ました笑)

最後にととのいスペースですが、内湯にととのい椅子が4脚、インフィニティチェアが3脚、露天スパースにもインフィニティチェアが2脚と、トップクラスに充実しています。夜風もちょうど良く、波音と夜景でとろけそうになりました笑 なお、露天はどうやら大きめのマット?のようなものが立てかけてあり、自由に使えるっぽかったです(今回は使っている人は見かけなかったです。)。

ちなみに更衣室の浴室入り口付近には、キンキンに冷えた飲料水がありました。

まとめ

値段が高いのは知っていたので躊躇していた七重浜の湯でしたが、サウナが2種類なのと、充実のととのいスペースが大変魅力的でした。プラス冬の期間の圧倒的な水風呂

2つ合わせるとサ室的にも広く、ととのいイスも豊富なうえ、かつての僕と同じように料金面で敬遠している人が多いのか、利用客もまばらだったので、これまでで最もゆったりサ活ができたのが意外にツボにはまりそう。

半年後も、引き続きゆったり出来ました。通常の銭湯よりプラス200円で、落ち着いてサ活できるのなら全然アリです!!!

あまりオススメすると混み合いそうですが笑 混んでるサ活が苦手が方はぜひ行ってみてはどうでしょうか!?

それでは!