函館

登山・袴腰岳/登り応えのある函館市内の最高峰

ずーっと登ってみたかった函館市内最高峰である袴腰岳。

先日やっと登る機会に恵まれました!

天気も良く最高の登山になりました。

概要

袴腰岳(はかまごしだけ)は、恵山道立自然公園を構成する地域の一つであり、袴腰山とも呼ばれています。

名前の由来はその山体の形状で、袴から下の形に似ていることから名付けられており、

全国にも同様の理由で同名の山が存在しています。

函館市内の最北部かつ、七飯の横津岳の真横に位置しており、

標高は1,108mと市内最高峰となっています。

山頂へは2つのルートがあり、

一つは函館市の赤川から上っていくコースで途中、標高900mの三角山を経て登る「赤川林道コース」。

もう一つは横に並んでる横津岳から縦走するコースになっています。

今回は一つ目の赤川林道コースから登ることにしました。

登山道

今回はアメダス登山口まで車で行って、そこから登りました。

ちなみに車ではさらに奥の第二登山口まで行けますので、もう少し短めに登ることできます。

新中野ダムの奥地になるのですが、

水たまりも多い砂利道が6キロ弱続きます。

道幅もせまく、結構ガレているところもあるので、なるべく地上高の高い車で行くのがオススメ。

序盤のアメダス登山口から、第二登山口までは約30分。

傾斜は緩めですが、足場は結構ぬかるんで滑りやすいです。

湿地帯のようになっているので、沢のようなものも多数。

トレッキングポールを使った方が安心です。

もともと熊が出やすい地域ですが、

水辺が豊富なこともありこの区間が最も危険のようです。

熊鈴や笛、爆竹など相応の装備と、必ず複数人で行動するよう気を付けてください。

一旦林道に出て、第二登山口に接続します。

第二登山口からは、山らしいそれなりの傾斜が続き、標高を稼ぎます。

途中、標高900mの三角山を経由します。

少しすると、台地上の部分に出るため、

木々の様子が変わり、景色が開けます。

奥に見えるのが山頂です。

斜面をトラバースするように登っていくのですが、

足下の笹がとっても滑りやすくて、大変登りづらかったです。

全体的に斜度はそこまできつくなく、

蝦夷松山のような岩登りチックなところはありません。

ただ、山頂まで5キロ以上あり、(往復11キロ近かった!)

天候も変わりやすく、山頂付近は吹きさらしになるため注意が必要です。

山頂

2時間ちょっとで無事に山頂に到着

今回は運良く最高の晴天に恵まれましたので、

まさに絶景を拝むことができました。

奥には津軽半島や下北半島のほか、うっすら八甲田連峰も見えました!

手前には先日登った蝦夷松山

蝦夷松山・登山/気軽にアプローチできて岩登りも楽しめる低山 普段は自転車やランニングを楽しんでいますが、 登山についても初心者ですが、すごく好きです。 昨年は函館山を...

西側には目と鼻の先に横津岳があります。

今度縦走してみたい!

ただ、結構人が来るんですけど、山頂自体あまり広くないので、

昼食などの休憩には向かないかもしれません。

良い場所がなかったので山頂の端っこでこじんまり昼ご飯を食べましたとさ。

下りは、急がずで1時間半弱で降りることができました

まとめ

函館市街から、アクセスも良く、

登り約2時間とそれなりに登り応えのある良い山です。

天候と熊に気を付ければどなたでも楽しめる登山になると思います。

興味のある方はぜひ!

それではっ!