登山

羊蹄山・倶知安(比羅夫)コース登山/蝦夷富士と呼ばれる北海道の名峰の人気コース!

先日、今シーズンのひとつの目標にしていた、

羊蹄山」に登ってきました!

意外と暑くて少し熱中症気味になり、体調的には辛かったですが、

素晴らしい山に登ることができて感無量でした!

概要

羊蹄山は正確には「後方羊蹄山」と呼ばれ、

後志地方の倶知安町・ニセコ町・京極町・喜茂別町・真狩村にまたがる形で位置する山です。

単独の成層火山ですが、万年単位で火山活動は休止している状態です。

日本百名山にも選ばれる、高く・美しく・北海道のなかでも有名な人気の山です。

今回僕が登ったコースは、倶知安(比羅夫)コース

羊蹄山には4つルートがありますが、

比羅夫コースは真狩コースと並び人気のあるどちらかというとスタンダードなコース

入り口は国道5号線からアプローチして、半月湖野営場のところに登山口があります。

野営場はせまいですが、フリーでテントが張れるので

前日入りして、早朝アタックには都合が良いですよね。

駐車場自体は20~30台は駐車可能となっています。

倶知安コースの行程

登山口から1合目までは林の中をなだらかに登っていきます。

二合目以降は、外輪山までの間、だんだんと急登になっていきます。

詳しいルートは下記のマップを参照してください。

羊蹄山登山コース概要(※倶知安町HPより)

後半に連れ傾斜が厳しくなるので体力が相当奪われます。

このコースの8合目くらいまでは森林の中なので、展望も良くなく、

景色が単調なので覚悟しておいてください。

日当たりが悪いため、結構湿った土や滑りやすい石がごろごろしているので注意が必要です。

特に下りは脚も消耗しており、僕は2度ほど転びました。

時折、木々の切れ間から見晴らせる絶景に救われます。

このコースからだと、その名のとおり倶知安の町並みやニセコ連峰が見渡せますよ。

九合目付近からは、植生も変わり、山岳の雰囲気が一気に出てきます。

高山植物など多数。好きな人にはたまらないですよね。

あとはお鉢である外輪山までガレ場を登っていきます。

山頂

10合目の標識は特にありませんが、

外輪山まで来たら、1/3ほどお鉢周りをして山頂へ向かいます。

こちらは小さい方の小釜かな。(母釜かもしれません笑)

進んでいくと大きい方の父釜を迎えます。

父釜は最深部で200mほど窪んでいるそうです。(雲で全然撮れませんでした。)

父釜の鉢沿いに進んでいき。。。

約3時間30分で羊蹄山の山頂に到着しました。

残念ながら雲に覆われてしまい,下界の絶景はお預け。。。次回リベンジしたいです。

時刻はちょうど10時でしたが、補給を兼ねて少し早めの昼食を取りました。

標高が2,000m近くあるので沸騰が早く、少し固めのカップラーメン笑

言わずもがな味は最高でした。

まとめ

人気もある山ですが、獲得標高も高く、ヘビーな山ということを絶対忘れないでください

特に気を付ける点としては、

トイレも水場もないので相応の準備と覚悟を。

・標高があるため、山頂の気温と風は注意。レイヤリングなど温度管理もきっちりと。

・単独峰なので天候が変わりやすいので、天気予報だけをあてにしない。

・新型コロナの影響により現在(2021.8時点)避難小屋は閉鎖中

以上のことに気をつけてもらえれば、

単純に登山としてもとても登りごたえのある山なので、

きっと素敵な登山になると思います。

降りてきたときに、「ああこの美しい山に登ってきたんだな」と実感できますよ。

機会があればぜひ挑戦してみてください。

また異なるコースにチャレンジすることがあると思いますので、

またレビューしたいと思います!

それではっ!