函館

函館山・登山/夜景だけじゃない!登山コースがバリエーション豊富で市民からも愛される山

手軽に登山も楽しめる函館山

僕も数年前から、函館山登山の魅力に気づき(遅い笑)、

登山シーズンは年10回程度楽しんでいます。

夜景で有名な函館山ですが、登山の魅力もお伝えしていきたいと思います。

概要

函館山は、

函館を代表する観光スポットであり、

特に夜景は100万ドルの夜景として、

現在でも函館観光の代名詞となっています。

純粋な山の概要としては、

函館市の西部地区に位置しており、

標高334m、周囲約9kmの小さな規模でありますが、

牛が寝そべるような特徴ある外観から別名「臥牛山」と呼ばれています。

山頂には展望台があり、

一般的には専用のロープウェイや、

時期と時間は限定される車で登る方法のほか、

登山道も整備されているので通常の登山として登ることができます。

登山道に関しては、

このようにバリエーションに富んだ散策コースがあるのです。

僕もその日の気分や体調によって、コースを変えて楽しんでいます。

僕が楽しんでいる主なコースをそれぞれ簡単にレビューします。

登山コース①:旧登山道コース

まずは旧登山道コース

アプローチは、函館山管理事務所からになります。

多くの人はここまで車で来て駐車します。

20台も停められないので、朝早くいくのがおすすめ。

ただし、土日は7時くらいだと満車になります笑

僕は自転車で来ることもしばしば。

旧登山道コースは最もメジャーなコースで、

多くの人に親しまれています。

道幅も広く、歩きやすいので、気軽に楽しめるのがポイント。

その気になれば、観光客が普段着でも登ることができそう。

2年前、長女が年中の幼稚園児でしたが、最後まで自分の脚で登れました。

中腹からは、「薬師山コース」へ分岐し、

そちらへ進むと、函館山の山頂には行けませんが、

要塞?防空壕?跡にも立ち寄ることができます。

ゆっくり登っても1時間はかかりません

山頂直下のツツジ山駐車場を経由して、車道を横切り、

階段を登ると登頂となります。

山頂からはうっすらと駒ヶ岳まで見えてます。

観光客の方であれば、頑張って徒歩で登り、

下りはロープウェイを使っても良し。(逆もいいかもしれない笑)

登山コース②:七曲コース

お次は七曲(ななまがり)コース

登山道入り口は、立待岬から数分登ったところ。

車で来る方は、立待岬が無料なのでそちらに。

七曲がりコースは、

最も険しく、ワイルドなコースです。

結構岩もごつごつしており、足下には注意です。

運良くヤモリも見かけることができました。

電波塔まで来たら、登りはほぼ終わりです。

ここからは、縦走のように、山頂までは横切る形になります。

山頂に向かって、

・右側に行けば「旧登山道コース」へ合流し、

・左側に行けば【千畳敷コース】へとつながり、

最終的にはツツジ山駐車場まで行けます。

ここからは千畳敷コースの紹介です。

千畳敷コースは、作業車が通ることもあり、

基本なだらかな砂利道です。

海が見えて展望も良く、トレランには最高

分岐から砲台跡にも立ち寄れます

なかなかこんなものが見られる山もないです。

ある意味、函館山の特色が最も出てるコースかもしれませんね。

登山コース③:観音コース

最後は観音コース

アプローチはとってもわかりづらいです笑

もと西中学校跡の向かいにある実行寺の境内から入っていきます。

境内からお墓を抜けると、上手く説明できませんが、

なんとなく登山道に入ります笑

問題は駐車場がないこと。

そういったこともあり、

かつすごく道幅がせまく、

展望も少ないコースなので、

函館山で最も空いている(人気のない)登山コースだと思います。

僕は3回ほど登りましたが、すれ違った登山者は2名だけ笑

後半にさしかかるところから、

車道を横切ることになり一気に開けます。

それまではずっとうっそうとした草木が生い茂る道。

ここまでくれば10分ほどで山頂です。

マイナーなコースですが、

自転車でアプローチでき、落ち着いて登れるので

僕は結構このコースが好きです。

番外編:宮の森コース

直接の登山道ではありませんが、

旧登山道コース入り口と、

七曲がりコース入り口(厳密には碧血碑)までを

山の麓でつなぐ宮の森コース

整備された木道と、

道南杉の森が、とっても風情があって良い感じ

碧血碑側は、函館八幡宮の境内地となり、

「清浄に願います」の看板があり、なんとなく厳かな雰囲気に。

僕がよくやるのが、

立待岬→七曲がりコース→千畳敷コース→山頂→旧登山道コース(下山)→宮の森コース→立待岬

といった一回りできるコース。

距離も9km近くなり、ボリュームもあるのでオススメです。

まとめ

このように、函館山の登山はバリエーションに富んでおり、

アプローチもしやすいコースがほとんど。

遭難の危険性も少ないので、

割と安心して気軽に登山を楽しめる山だと思います。

夜景に負けず、昼景(?)も見る価値ありですよ!

僕はまだ今年登っていないので、

近々登りにいきたいと思っています。

それではっ!