アウトドアギア

アークテリクス・レイルパーカ/スタイリッシュであたたかいゴアテックスインサレーションジャケット

久しぶりの投稿になりました。仕事がいそがしいのもありなかなか更新できませんでした。かつ、身内に不幸があったり、僕を除く家族全員コロナにかかったりといろいろ大変でしたね~。

さてもう季節は師走。もう今年もあとわずか。すでに何度か雪が降ったりしていたここ北海道ですが、何やら明日からは真冬日予報で、いよいよ真冬に突入しました。今回は久しぶりに冬のジャケットを新調。間違いのないアークテリクスのなかから新作の「レイルパーカ」をチョイスしてみました!

1.概要

もともと真冬用として愛用していたのが、以前記事にもアップしたことがあるナンガのオーロラダウンジャケット。

NANGA AURORA/コスパ抜群のダウンジャケット 北海道の真冬の暮らしには欠かせないダウンジャケット。 ここ数年愛用している僕の 「NANGA(ナン...

とても軽くてあたたかくコスパも良い素晴らしいダウンジャケットでした。

ただ、すでに5年近く着ていたし、結構カジュアルよりだったので、少しスーツにもあう着丈が長めのスタイリッシュなダウンが欲しくなりました。

そこでアークテリクスなどを中心に,シックでミニマルなデザインのダウンコートを探しましたところ、ちょうどアークのインサレーションジャケット系の新作が一気に発表され、そのなかにあった、着丈長めでビジネスにも使えそうなレイルパーカにキメたのです。

公式HPから参照

ただし、今回購入したレイルパーカはダウンではありません

ダウンの代わりに中に入っているのは「コアロフト」という化繊中綿であり、あたたかさはダウンにおよばないものの、かさばらず、さらに洗濯ができるというすぐれもの。

なので着ぶくれすることなくスッキリとしたシルエットになります。

しかも表面の生地は安定のゴアテックス!雨や風などの耐候性が高く、さらには蒸れづらい透湿性も備わっています。

40デニールのゴアテックスメンブレンは、柔らかすぎず固すぎず、適度に厚みもあってグッドな質感です。

カラーは、僕が選んだブラックのほかに、濃紺って感じのブラックサファイヤ、くすんだ赤のセドナ、黄土色のレリックの4色展開。ビジネスなどのシティユースならブラックかブラックサファイヤの二択ですね。

細かいところを見ていきましょう。

ポケットは4つあって、

両サイドにハンドウォーマー機能のあるポケットがひとつずつ。なかがフリース素材?で最高にあたたかく気持ちよいです。結構大きめ。

左胸ポケットに縦型ジッパーのポケットがさらにひとつ。こっちはやや小さめで、スマホがすっぽり入るくらいのサイズ感です。

あとは中ポケットがひとつ。ただしジップタイプでなく伸縮素材の簡易ポケット。

ちなみに外のポケットのジップを含め、ファスナーは全て止水ジップなので、ゴアテックス素材と合わせて、レイルパーカ全体の耐水性はかなり高いです。

しかも正面のジップはダブルジップなので、パーカーの下からも前を開けることができます。通気性とズボンのポケットへのアクセスの確保のほか、着こなしの幅を広げることもできてすごくいい機能です。着丈が長いものの弱点をカバーしていますね。

そでぐちには、中に隠しリブが付いていて、風や冷気をシャットアウトします。デザインに影響がないようにしているのがさすがアークですね。

お気づきかと思いますが、よくある左胸にロゴはありません。始祖鳥のロゴは左肩にあるシックなスタイリッシュ仕様です。

僕の好きな刺繍タイプではなかったのがちょっと残念。ただしさりげなくリフレクトするのがニクいところ。

フードはわずかにツバがあるストーム仕様でとても安心です。

「ARCTERYX」のブランドネームもフードにさりげなくついてるだけなのがオシャレ。

僕的には完全に予算オーバーでしたが、ナンガのダウンがことのほか高く売れたので思い切って買ってみました。今のところ大満足です。

2.レイルパーカに行き着くまで

冬用のコートの条件は、下記の項目を優先して選びました。

①見た目は、

フードあり(できれば一体型)。形としては、お尻がすっぽり隠れるほどの着丈、要はスーツの上に羽織ってジャケットが完全に隠れることが必須条件でした。さらにはあまり着ぶくれせずにスマートな形がベター。

②カラーは、

ビジネスにも使えるように、基本黒、またはカーキやダークグレー。

③機能性

ダウンまたは化繊中綿ならどちらでも。いずれにせよあたたかいもの。生地はゴアテックスのように水にも強いもの。

④価格は6~7万円以内

探しに探した結果、全ての条件を満たすのが、いくつか出てきました。

まず筆頭がアークテリクスのコダジャケット

すっきりとした見た目で完璧なデザイン。

着丈も長めで価格帯も許容範囲だったのですが、残念ながら21年で廃盤。

お次はノースフェイスのマウンテンダウンコート

最初は定番のマウンテンダウンジャケットでも良いかなと思ったのですが、若干丈が短そうだったのでこちら。生地は70デニールで耐久性も高く、ファーも付いていて良い感じだったのですがやや予算オーバー。

最後はナナミカのゴアテックスダウンコート

「光電子」というダウンが使われており暖かそう。しかも結構リーズナブル。ただ、結構今風のオーバーサイズだったのでビジネスというよりかはオフよりかなと。

と、色々悩んでいたところ。。。

筆頭だったコダジャケットの後継として「レイルパーカ」が発売されることに!!

コダジャケットと比べ、値段が2万ほど上がってしまったのですが、生地が薄手のゴアテックスインフォニウムから3層のゴアテックスに格上げされたこともありやむを得ないかなというところで、決めちゃったという流れです。

3.サイズ感・スタイル

僕の体格は179cmで70kgで、サイズはMサイズを選びました。

僕の持っている同じアークテリクスでは、

・スコーミッシュジャケット

アークテリクス・スコーミッシュフーディ/万能でおそろしく軽い薄手のシェル 概要 春〜秋まで広く使える、 高性能な薄手の軽量ウインドシェル、 アークテリクスのスコーミッシュフー...

・ベータSLハイブリッドジャケット

アークテリクス・ベータSLハイブリッドジャケット/真冬もイケるイケてる防水ジャケット 僕がこの秋に購入した、 アークテリクスの「ベータSLハイブリッドジャケット」の紹介です。 ...

ともにMサイズだったので必然的に今回も同様としました。

よく調べなかった僕が悪かったのですが、このレイルパーカは「レギュラーフィット」というやや身幅に余裕のあるサイズ感。しかし僕の持っている2つのジャケットは「トリムフィット」というスリムタイプだったのです!

そのトリムのMでちょうど良かったものですから、レギュラーフィットのMサイズのレイルパーカは正直少し大きかったかな(汗)

逆にいうと、スーツの上に羽織るにはとても快適なサイズ感になりました。まあ通勤に使う方がメインなのである意味OKです。

一応僕の体格でギリギリ許容範囲かなと。僕より小さい、細い方は間違いなくSにした方がいいと思います!

肝心の着丈については、後ろがやや長い形で、お尻もすっぽり。何なら太ももも3分の1くらいかかるのでスーツの裾も余裕で隠れます。

着こなしとしては前開けスタイルが調子良い感じ。前開けスタイルはスーツの場合にもぴったりです。

一方オフ用としてはダブルジップの下開けスタイルも僕好みです。

いずれにしても着丈の長いコート丈はかなりスタイリッシュに見えて新鮮です。

4.肝心の暖かさ

ぱっとみもそうですし、実際に生地の厚みをみても、ほんのり中綿が入ってるかな?くらいなので着るまで正直不安になりました笑

(最初に到着したときのレイルパーカ、全然嵩張っていない。。。)

実際に羽織ってみると、とても軽くてなおさら暖かいのか?とさらに不安になりましたが、

裾からフードにいたるまでぴっちりコアロフトが入っており、驚くほど暖かいのです。

さらには3層のゴアテックス生地が、雨、風、雪を完全にシャットアウト。

フードのなかにもしっかりと中綿が敷き詰められているので、

寒さがひどいときはフードをかぶってさらにあたたかくできます。

5.まとめ

ちょっと高かったですけど、コート丈のゴアテックスの中綿ジャケットに包まれている安心感は何にも代えがたいものがありますね。

暖かさ一点だけ考えれば、ダウンには及ばないところもありますが、身幅に多少余裕があるので、中にフリースやパーカーも着ることでもっと寒い地域でも全然使えると思います。

逆に都会の方はこのくらいがオーバースペックになりすぎない絶妙なラインじゃないでしょうか。

ということで、レイルパーカは出たばかりでレビュー記事もありませんがこれからヒットする予感!

もちろんオススメです!

それではっ!