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テンマクデザイン・焚火タープTCマルチコネクトヘキサ/サーカスに連結可能かつ焚き火にも強いタープ

今年は、すでに2回キャンプに行っておりまして、その2回目のキャンプで、つい先日手にいれたタープがデビューしました。

悩みに悩んで導入したタープ、想像以上にすこぶる調子良かったです!

概要

我が家のファミリーテントは巨大ワンポールテントである「テンマクデザイン」の「サーカスTC BIG」。

テンマクデザインは、全国的に展開しているアウトドアショップの”Wild-1(ワイルドワン)”のプライベートブランドで、サーカスTCBIGはブランドのなかでも最も大きい部類に入るファミリーテントなのです。

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カンガルースタイルは、とても暖かく、自宅感が出るのが気に入っていたのですが、リビング部分が少々せまく感じるのと、開放感といった要素は全くありません。特に夏場キャンプとなると、少し暑苦しい感じがします。また、グループキャンプなどたくさん人数が集まるキャンプには向いていませんでした。

そんなこんなでオープンタープに一定の憧れがあったものの、なかなか巨大なワンポールテントとうまくかみ合うタープはなかなかありませんでしたが、テントと同ブランドであるテンマクデザインから、あらゆるサーカスTCにサイズにフィットするオープンタープが昨年発売されました!

それが今回紹介する「焚火タープTCマルチコネクトヘキサ」です!

図のように、タープの片方をワンポールテントのポールが代用する形となり、一体的に設営することが可能なことから【コネクト】という名称が冠されています。

また、テントとタープを連結するテープの長さが調整でき、テントの高さ280cm~350cmまで対応できる、要はサーカスTCのレギュラーサイズ、ミッドサイズ、BIGサイズまで対応可能となります。

タープ素材は、「サーカスTC」シリーズと同じくポリコットン。少々重いのが欠点ですが、遮光性や断熱性、耐火性まで高く丈夫な素材です。

サイズや形については、奥行きが4.5メートルある大型のヘキサ型であり、両翼も各3メートル近くあるので、地面に近い形で打ち付けることで雨風をしのぐことができます。

収納時の大きさは、本体に比べてそこまで大きくはなく、収納袋に余裕があるので、一緒に購入したタープポールも収納可能で大変便利でした。

ちなみに、一緒に買ったタープポールは同テンマクデザインの「デュラスティック」。今回のタープの要件に、280cmの高さのポールだと水平に張れるというのでその条件で探しました。

少々値は張りますが、高さも130cm~280cmまでの可変使用で、しかも軽量なのに丈夫というコスパに良さに惹かれました。焦げ茶の本体に、赤のキャップが差し色になって見た目もかっこ良くてオススメです。

設営・連結方法

設営は大きさの割に意外と簡単!設営自体はしやすいです。少し大きいので、ひとりだとつらいかも知れません、2人なら確実に安心できます。

まず普通どおりワンポールテントを立てることからはじめます。ただし、タープ自体が大きいので、設営箇所は全て立てた時のボリューム感・位置関係をシミュレーションするなど、事前のイメージは重要です。

ワンポールテントを立てたら、本張りをしないままにしておいて、タープを収納袋から引き出して広げます。

次に、立てたワンポールテントのポール部分を一旦倒します。

タープには、下記のように、ワンポールの頂点部分に被せる連結用パーツがついており、

タープ側にくくりつける茶色い連結用テープの長さを調整することにより、連結するサーカスTCのサイズに対応させることができます。

うちのはサーカスビッグなので80cmの長さにして連結させます。

次に倒してあるサーカスのワンポール頂点部分に被せパーツを被せて、

被せ部分が落ちないように、慎重にサーカスを再度設営します。(タープ側にポールを倒しておいて、奥側に突き出すように立てたら一発で上手くいきました。)

これで、タープがぶら下がっている状態になります。

一方の反対側については、2本のロープがぶら下がっているので、90度で開いて張ったうえでペグダウンして固定します。

タープとテントが連結している側との反対側のタープの端に、タープポールを立てつつ、

同じく2本のロープをペグダウンし固定します(このときひとりがポールを支えて、もうひとりがペグダウンするとスムーズです。)

最後にヘキサの両翼の4箇所のテープ部分をペグダウンして終了です。

両翼は専用の低めのタープポールを立てて、開放的にする方法もあるようですが、備え付けのテープ部分だけのペグダウンでもこれだけの角度になり、空間は充分確保できました。

ということで、はじめてにしては上手く張れました。さすが専用のテント、タープ、ポールですね。合わせて10万以内でおつりがくるので素晴らしいコスパです。

ちなみに先ほどのワンポールの頂点部分(とんがり)の被せパーツは、別売りで売っているので、上手く連結できる他のタープなどもあるらしいです!

すでに持っているタープで試してみるのも良いかもしれませんね。

使用感

タープ生地のポリコットンはものすごくしっかりした生地感。

テンマクデザインのロゴもさりげなくて、かっこいいです。

今回の真夏のキャンプでは、抜群の遮光性を発揮しました。結構陰が濃いので、しっかり日差しは抑えつつも、カラーが明るいので幕内が暗くなることは無く、ちょうど良い感じ。

サーカスビッグ入り口を2つ開放すれば、このように風通し良く設置できるので、真夏でも開放的でとても快適でした。

さらに良かったのは、エジソンストリングライトとの親和性です。

我が家のキャンプ用の照明で良く利用するベアボーンズリビングの3連LEDライト。

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このライトをタープポールから、サーカスビッグまでつるすとちょうど良い収まり具合なのです。食卓を照らすための照明としては充分な光度があります。

あとは、ポールにメインランタンを吊して完璧な照明体制となりました。自画自賛ですが、とても良い雰囲気のサイトの出来上がり

タープ自体の有効空間は、片側にワンポールテントがせり出しているので、タープ本体の大きさほど広くはなくなりますが、それでも1~2家族使うには充分な広さ

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それぞれ横に並べて、少し余裕があってちょうど良い感じの広さです。

実際に設営してみて、こんな感じで大きめのリビングを作ることができました。

タープ自体が難燃素材ということもあり、炭火などの火をおこしても安心して使えるのがすごく便利です。

正に思い描いていたキャンプの理想のリビングが完成しました!

まとめ

メインテントであるサーカスBIG導入当初は、必要ないと思っていたオープンタープですが、こんなに使い勝手が良く、素敵な空間が生まれることが実感できたので、導入して本当に良かったと思っています!

火気にも強いので、ストーブや焚き火などを近くで使用しても問題ないので、少し寒い時期のキャンプでも試してみたいですね!

また、タープポール2本でのタープ単独での設営も雰囲気や広さが大分変わると思うので挑戦したいと考えています。

お値段も、さすがテンマクということで、抑え気味ですので、サーカスシリーズを持っている人なら導入しても損はしないと思います。

ということで最高にオススメです!

それではっ!