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the north face・サーマルバーサグリッドフーディ/寒い時期のランニングや登山の行動着に最適!

最近少し仕事が落ち着いてきたので,週1・2くらいでランニングを再開しました。5キロ未満の短い距離でゆっくりはじめました。

当然北海道なので、まだ積雪もありますし、気温も氷点下付近をうろうろしてるくらいまだまだ寒いです。

そんななか、走る格好としては,薄手のスコーミッシュの下に、厚手の冬用ランニングシャツを着込んでいるのですが、風や冷気は割と遮断するものの走り込んでくると結構蒸れるのです。

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そこで通気性が良くて、あたたかな、薄手の柔らかいソフトシェル素材の上着を探しました。そういえば登山でも行動着っぽいものも必要だったよな、ということで、色々検討した結果、「the North Face(ノースフェイス)」の「Thermal varsa grid hoodie(サーマルバーサグリッドフーディ)」を購入してみました!

今のところ、ランニングの上着として、と自転車通勤のミドルレイヤーとして、使っていますが非常に調子が良い感じです!

概要

サーマルバーサグリッドフーディ」は、みんな大好きノースフェイスが出しているランニング用保温フーディージャケット。

一応薄手のフリース素材ということになってまして、風を受ける前身頃には保温性の高い大きめのグリッドを、背面は汗抜けが良い小さめのグリッドを、それぞれの生地で保温能力を変えています。

左前が前身頃部分、右上が背中部分です。こう見ると結構グリッドのサイズは違いますね。

外装の表面は、きめ細かいスウェット素材。手触り・肌触りともつるっとしていて若干光沢感あり。

実は特殊な加工がされており、不快な静電気を軽減する、静電ケア機能付きなんです!

また、袖が長めに設定されており、

黒いポリエステル部分に指を通せるようになっておりまして、

こんな感じのサムホール仕様となっています。これなら、グローブをしなくてもそれなりにあたたかくて便利ですね。

その他特徴としては、ランニング用ということもあり、フードは小さめ。風の抵抗を抑えるためでしょうか。首の部分の立ち上がりはほとんどありません。

カラーは、2021モデルで、ブラック・グレー・モントレーブルー(結構良い色!)の3色展開で、黒かグレーで迷った結果、普段使いも考慮してグレーにしてみました

落ち着いた濃いめのグレーなので、良かったです。

ロゴも、左の胸と背中の右肩付近の2箇所のシンプルスタイル。

価格帯も、1万円前後で手に入れることができるので、ノースフェイスでかつ、この手のソフトシェル兼ミドルレイヤーのウェアとしては結構リーズナブルなのでは。

サイズ感はちょっと大きかったかも

今回も迷ったのがサイズ感なんです

ちょっと話変わりますけど、ノースフェイスってサイズ感難しくないですか?アークテリクスやパタゴニアなんかは海外サイズで統一されているので、僕の身長179cm体重70kg程度だとMサイズでいい感じなんですよね。だけどノースって海外サイズと日本(アジア?)サイズが入り交じっていて、ネット通販だと怖いんですよね~。

それで、今回はネットのサイズ感を見るかぎり、「」が良い感じなのかなと思っていたのですが、前回同じくノースで買った、ベントリックスベストが「XL」ですごくちょうど良かったので、実績を信じるのと、そのベントリックスベストともレイヤードしたかったのでサイズを揃え、今回もXLにしたんです

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着弾して、さっそく着用してみました。

気持ちちょっと大きかった笑

普段着としてパーカーのようにはおるくらいなら全然良い感じなんですけど、単体でランニング用だと思うとLで良かったかなーと思っちゃいました。身幅がちょっと大きかった感じですね。丈はまあまあ問題なし。僕よりごつい人ならXLで問題ないと思いますよ~!

それでも、ミッドレイヤーとしてはちょうど良いサイズ感なので実害なし!

サーマルバーサグリッドフーディXL→ベントリックスベストXL→アークテリクス・ベータハイブリッドジャケットのレイヤーは完璧に収まりました。(最近の自転車通勤はこのスタイル。)

ちなみにアークテリクスのスコーミッシュフーディのミドルレイヤーとしてもちょうど良かったです。真冬のランニングはこれで決まり!

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ランニングでの使用感など

先日実際に走ってみました。

夜9時で気温2~3℃のコンディションで、中にはパタゴニアのキャプリーンデイリー1枚、グローブやネックウォーマーなしでいってみました。

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結論からすれば、これで十分!もしかしたらこの上にスコーミッシュくらい必要かなと思ったんですが、多分マイナス気温でもイケる感じでした。逆に10℃を超えると暑すぎるかもしれないですね。それはこれからガンガン検証していきたいと思っています。

驚いたのが汗抜けの良さ!額から汗が流れるくらい暖まったのですが、走り終わった後のフーディが全然濡れていなかったんです。キャプリーンが少し湿っていた程度。こりゃあいいものだと思いました。

首もとが結構オープンなのも熱気がこもらない仕組みなのかも。

この程度といったらおかしいですけど薄手の素材で十分あったかいものなんですね。

サムホール仕様も、グローブのように蒸れること無くちょうど良かったです。

もちろん、単体のウェアとしては、絶対的な保温性能や暖かさは、インナーダウンやパタゴニアのフリースには劣ります。

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ただ、レイヤーをうまく組み合わせればどんなシチュエーションでも使える気がしますね。現に早朝のマイナス気温での自転車通勤では、上にゴアテックスジャケットを重ねるだけでかなり快適ですから。

おそらく登山の行動着でもかなり活躍しそうなんで、すぐにでも試したいくらいです。登山に関しては今期はまだなのでそのうちレビューの追記をしてみたいと思います。

2022年4月追記!

早速3月下旬に、まだ雪が残る函館山にバーサグリッドフーディと共に登ってきました。

気温はマイナス2度前後、おそらく頂上は風もあるので体感はもっと寒いのかもしれません。今回バーサグリッドはハードシェルの下にミッドレイヤーとして着用しました。登り始めはちょうど良い暖かさ。少しペースを上げると汗ばむくらいの保温性だったので、この程度の気温ならハードシェルがなくても行動着としてはいい感じになると思います。

単体だと風はかなり通すので、頂上付近の吹きさらしなどでは防風対策は必要かなと思いましたけど、これは登山に広範囲で十分使えることを確認

まとめ

ベントリックスベストに続き、ノースフェイスの製品でまたまた良いものをゲットできました。

ちまたでノースフェイスが大流行しているので、無意識に避けていた部分はあったのですが笑やっぱり良いものは良いですね!

今回のサーマルバーサグリッドフーディは、ネットでもレビューが少ないので利用者はもしかしたらあまりいないのかもしれませんが、コスパに優れ、万能性のある素晴らしいミッドレイヤーです。

ネットで大変評判の良いパタゴニアのR1フーディと迷ったのですが、結果こちらで大満足!迷っている方は試してみては?

とってもオススメです!

それでは!