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チューダー・ブラックベイ フィフティーエイト/人生初の高級時計、オンでもオフでも使える万能な小さめダイバーズウォッチ

僕ももうすぐ40歳。

これまでG-shockやスマートウォッチくらいしか腕時計って興味なかったのですが、ここ数年、人生の節目に少し良い時計が欲しいなとは考えていました。ちょうど今年は結婚して10周年ということもあり、新婚旅行で買った財布をずっと使っていた奥さんには財布を新調しました。僕も財布もいいなと思ったんですが、せっかくなら思い切って腕時計でもいいかと確認したらOKが出たんです!奥さんの財布の購入とタイミングを合わせて、人生初の高級腕時計を買ってしまいました!

迷いに迷って決めたのは「Tudor(チューダー)」の「Blackbay fifty-eight(ブラックベイ フィフティーエイト」!少し背伸びしてしまいましたが、今はこの腕時計に決めて本当に良かったと思っています。

まだ2か月ほどの相棒ですが、紹介したいと思います。

概要

チューダー(Tudor)」はあの有名なロレックス(ROLEX)のディフュージョンブランド(廉価版)として約100年前に誕生した時計ブランドです。時計に興味がないとあまりなじみのないブランドだと思います。ロレックスは今でこそスイスが本社になりますが、創業当時はイギリスで、チューダーもそのイギリスでの普及のため,廉価版として派生したものになるみたいです。ブランド名もイギリスの王家の一つであるチューダー家からの由来。当時から2018年までは【チュードル】という表記でしたが,2018年の日本進出と同タイミングで【チューダー】という今の読み方へ。トレードマークの薔薇(現在は盾)もチューダー家と同じ。

チューダーの強みは,ロレックスと同じ高品質なパーツがケースや裏蓋などに大半使われているのにもかかわらず,低価格(あくまでロレックスに比して)で展開しているところ。かつては汎用ムーブメントであるETAが使われていることが価格を抑えることに寄与していたようで,製品自体もサブマリーナを筆頭に本家ロレックスに似たものが多かったのですが、現在はロレックスの工房内で開発された自社ムーブメントやケースが使われ、製品も独自のものが多くなってきています。

前述したように,日本進出が最近だったので直営店・販売店も少なめ。北海道では札幌の大丸に正規販売店が1店舗あるのみ。ただ、メンテナンスや修理対応は代行として日本ロレックスが窓口になってくれるようです。

そんなチューダーで僕が選んだのは「ブラックベイ フィフティーエイト(Black bay fifty-Eight)」!品番としてはM79030Bになります。

Tudor公式HPより

「ブラックベイ フィフティーエイト」は,2012年に発表されたダイバーズウォッチシリーズであるブラックベイの派生モデル。その名であるフィフティーエイトが示すとおり1958年にチューダーで出していた初代ダイバーズウォッチをオマージュしたもので,ブラックベイシリーズのデザインを踏襲しつつ,ケース径を2ミリ縮め,レトロな文字盤にするなどヴィンテージの要素が盛り込まれています。BB58などとも呼ばれています。

その絶妙なケースサイズと,ヴィンテージの味付けが濃いデザインなどが好まれ,需要が供給を上回るほど人気のモデル。基本的に直営店でさえ店頭に並ぶことが少なく,並行輸入品でも定価以上で取引されているほど。これからもプレミア価格はしばらく続きそうです。僕も札幌で正規販売店に行きましたが、もちろん品切れ。現物を一度も生で見ることなく、並行輸入品を定価以上の価格でネット購入しました

こちらはブラック(公式HPから参照)

カラーはブラックとブルーの2色展開ですが、ここはブラックより後に出た人気のブルーにしました。(ブラックもよりビンテージ感があってすごく迷いましたが。。。)ちまたでは「58ブルー」の愛称です。

この時計の主なスペックは以下のとおりです。

・ケースサイズ・・・径39ミリ、厚さ12ミリ

・ケース、ベルト素材・・・ステンレススチール

・その他仕様・・・ドーム型サファイヤクリスタル風防、3針、ダイバーズ回転ベゼル

・防水性能・・・200m防水

・パワーリザーブ・・・70時間

・重量(全コマ)・・・143g(コマ調整後の僕の場合130g弱)

・その他仕様・・・ドーム型サファイヤクリスタル風防、3針、ダイバーズ回転ベゼル

・定価・・・431,200円(税込)

ちなみに箱は、オールブラック(ロゴまで)のボックス型でした。今のところ、毎日箱に時計を仕舞っています笑

競合した時計

今回、腕時計を決めるにあたってはある程度条件を絞りました。

自分の中の条件は、

・スチールブレスレット

・自動巻き

・ダイバーズウォッチなどの防水性能あり

・40mm前後のサイズ径

・なるべく新品

・ある程度のブランド力

・色使いが落ち着いたもの

ということを大まかに決め,複合的に時計選びを行いました。

結果的に最後まで競合したのは,以下の6つでした。

品名相場良いところ微妙な点
オメガ シーマスター200(プレボンド)10万円前後・安い
・ケース径良し
・ある意味かぶらない
・中古しかない
・かなり年代物しかない
オメガ シーマスター300(旧モデル中古)20万円前後・ケース径良し
・ある意味かぶらない
・中古しかない
・タマはクオーツが多い
オメガ シーマスターアクアテラ40万円前後・仕事向け(スーツに一番合う)
・高級感あり
・裏スケルトン
・オメガなので市内にも取扱店あり
・割とかぶる
・オフには少しドレッシー
・それなりに高い、買えても1世代旧モデル
オリス アクイスデイト キャリバー40035万前後・パワーリザーブ120時間
・裏スケルトン
・コスパ高い
・サイズ径大きい、分厚い
グランドセイコー SBGN00335万前後・ジャパンクオリティ
・グランドセイコーのなかでは若々しい
・エクツーに似てる
・クオーツ
・ブランド的に地味か
チューダー ペラゴス45万前後・デザイン良し
・ケースとブレスがチタン製
・サイズ径大きい、分厚い
チューダー ブラックベイ5845万前後・デザイン、ケース径完璧
・パワーリザーブ長い
・希少性あり
・今後もプレミア価格になるかも
・高い
・定価以上の価格
※完全に主観の感想なので笑

結婚10周年の記念という側面もあるため、中古しかないシーマスター200と300は早めの脱落。オリスとグランドセイコーは少しブランド的に地味目、ペラゴスはサイズがでかくスーツに合わなすぎかなと。最終的には、シーマスターアクアテラと最後まで悩みました。僕にとってはとても高価なものなので失敗できません。なので正直、高級時計として無難な方はシーマスターかと思い、揺れていましたが、本当に欲しいのはどっちなのかと自分に問いかけ、ブラックベイ58に決めたわけです。結果、欲しい方を選んで良かったです。

たくさんの魅力

実際に現物が届いて、以降毎日仕事で着けていますが、想像以上に魅力たっぷりで驚いています。まだ2か月程度ですが、現時点での魅力を挙げていきます。

1.ちょうど良いサイズ感

思ったとおり、いやそれ以上に良いサイズ感です。僕は腕周りジャスト16センチの細腕ですが、39ミリのケースサイズはちょうど良い

しかも厚みが12ミリとダイバーズウォッチとしてはかなり薄い部類になるので、シャツの袖口にきちんと納まります。

ケースサイズが小さめなだけでなく、ブレスレット幅も比例して細めになっているので、腕の内側からの見た目も細腕にジャストな感じです。

2.絶妙な青

深みのあるマットなブルーというまさに絶妙な青。よく見ると、ベゼルの青と文字盤の青の深みが異なっています。文字盤の方がややくすんだ紺、ベゼルの方が青みが強いかなというくらい。

これらの青色は見る角度によって全然表情が変わるんです!

角度が浅いと黒く見える図

低い確度から見るとブラックに近い紺色に、角度を付けると明るく見えたりと、全然飽きないのです。落ち着きもあって、それでいて地味過ぎない、という2つの側面を持っているんじゃないでしょうか。

3.視認性の高い「イカ針」

スノーフレークと言われる短針と秒針は真っ白でさわやかな色合いで、文字盤の青と相性も良く、視認性が高いと思いです。また夜光塗料もかなり強力で暗がりでも結構見えやすいです。

短針はその形から「イカ針」と別名で呼ばれることも多く、わが函館人の腕にはぴったりですねw 

4.正確なムーブメントと十分なパワーリザーブ

機械式時計ってすぐ時間がずれて、結構な頻度で時計合わせをしなきゃいけないんじゃないか?それプラス巻き上げもそれなりに手がかかるんじゃないか?という先入観があったのですが、全く覆されましたね。今のところ、ムーブメントはかなり精密で2か月たった今も月差で数十秒って感じです。(全く体感では分かりません。今度正確に測ってみますね。)それにパワーリザーブ70時間というもの、本当に十分なリザーブ時間で、土日休日は前から愛用していたスマートウォッチを着けるようにしているんですが、

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土日明けの平日でも、リューズ巻き上げが一度も必要になったことはありません!細かく言うと金曜日の帰宅後にフィフティーエイト→スマートウォッチに、月曜日の朝にスマートウォッチ→フィフティーエイトへ着け替えるので、実質は60時間ほど放置されるので、70時間で本当に良かったです。

5.適度な高級感とレトロデザイン

高級時計にありがちなギラギラ感が皆無です。それでもさりげなく高級感があるのは、ケースやブレスの側面のポリッシュ仕上げのおかげだと思います。正面からは見えませんが、サイドポリッシュが効いています

それにさりげなく、ブレスにはリベット加工がされており、これもフィフティーエイトの特徴の一つ。ヴィンテージの味付けに一役買っています。

ざっと考えただけでもこんなに魅力あふれるフィフティーエイト。人気なのも頷けました。

何か弱点はあるかと言えば

正直、時計としての実質的な弱点はあまりないのかなと思っています。

あえて言えば、手に入りづらいところとそれによるプレミア価格化かなと。なんせ僕も定価より数割高く購入しました。(一応自分では許容範囲かなと思っています汗)

もうひとつは、先の話ですがオーバーホールの対応です。話によると正規のオーバーホールだとムーブメントの調整ではなく、まるごと交換だそう。Tudorの姿勢だそうですが、愛着のある時計だとすれば、少し味気ないですよね。まあ、このフィフティーエイトに関しては、3年程前にデビューしたばかりなので、5~10年と言われるオーバーホールがまだ世の中に実績は皆無かと思いますが。今後、色々所有者のオーバーホールレビューが出てくると思うので参考にしていく予定です。

まとめ

2か月たった今でも、左腕に着けたフィフティーエイトを眺めてはニヤニヤしています。自分で言うのも気持ち悪いですがw

今更ながら、ロレックスを源流に持ち、デザインを含め、これほどの完成度を誇るフィフティエイトの定価は激安なんじゃないかと思います。数割増しで買った価格でさえ安いと思ってしまうくらい。

冠婚葬祭ほどのフォーマルは厳しいですが、それ以外の場面では十分使えるレベル。ダイバーズウォッチですけれども、程よいサイズ感と落ち着いたブルーの色合いで意外とスーツに合います。(あくまで主観です。)

程よくヴィンテージ感もありながら、現代の機械式の性能を持ち、日常でも使いやすい。。。完璧に近い機械式時計だと思っています!

高価な品なので簡単にはオススメできませんが。。。間違いなくオススメです笑

では!