インテリア

薪ストーブの導入について/薪ストーブのある生活

なぜ導入したのか

薪ストーブに対しては、

漠然とした憧れがあったものの、

まさか自分の家に導入するとは夢にも思っていませんでした。

僕は2013年に自宅を新築したのですが、

設計は地元の建築士さんにお願いしました。

その建築士さんの設計では、薪ストーブを導入する場合が多く、

オープンハウスや建築士さんの自邸において、

実際の薪ストーブを目の当たりにするにつれ、

だんだんと導入への憧れが強くなってきました。

設計が進むにつれ、

同じく地元にあるこだわりの薪ストーブ屋さん

建築士さんと一緒に出向き、

とってもこだわりのあるお二人から、

薪ストーブの魅力をたっぷり教えてもらえました。

薪ストーブの設置場所や間取りなんかは任せておけば安心でしたので、

あとは、

費用はなんとか工面し、

多少の不安や手間などの心配は奥さんが理解を示してくれ、

そして何よりいろいろな環境に恵まれていることに気づき、

トントン拍子に導入決定まで至りました!(半分勢いでした笑)

ストーブについては、いろいろ候補はあったのですが、

(建築士さんと同じスキャンや、定番のエンライトなど)

新築の間取りと暖房範囲から、

実際に薪ストーブ屋さんにあったストーブである

モルソーの7110CBに決まりました!

ちょっとシンプルでかわいらしい感じです。

必要な経費

導入費用

薪ストーブ本体        約40万円

煙突(トップ含む)      約60万円

(実は煙突が高いです。二重断熱の場合はさらに高価。)

斧、手袋、火かき棒など   約5万円程度 

といったように、

ガスや灯油などの暖房設備以上に

初期投資は結構かかります。

僕の場合、新築時に導入しましたので、

工賃は建築費のなかに含んでおり不明(かかっていない?)ですが

リノベーションや、既存家屋に新規導入の場合は、

屋根造作設置補強・断熱対策など、

さらに工事費がかかることが想定されます。

ランニングコスト

薪(乾燥薪の場合)     約7万円程度

1.7万円(1立米あたり)×4立米の計算です。

我が家では11中旬~3月中旬までの実質4ヶ月の使用で、

頻度は朝・夜に炊いている状況です。

着火剤、焚きつけ      約5千円程度
メンテナンス(煙突含む)  約3万円程度(※3~4年に1回)

ストーブ屋さんに、数年に1度、

煙突掃除およびストーブ分解掃除をお願いしています。

上手にストーブを焚くことができれば、

その分スパンを伸ばすことができます

という感じで、年10万円はかかっていません

現状では、灯油やガスよか若干安い程度かなと思います。

手間を考えると灯油やガスの方が優秀です。

ただし、人によっては上記全てを限りなく無料で備えることができます。

これが薪ストーブの強みかなと思います。

メリット

暖かさ

まずは抜群にあたたかいです。

錫鉄製のストーブからの「輻射熱」で、

室温以上にじんわり身体の芯からあたたまります。

morsoの7110CBは輻射式ストーブなのです。

もちろん熱源として室内を暖めるパワーも大きいです。

これを見てください。

外気はマイナス9度ですが、

室内は24度あります。

うちの子は「いつもスタイル」といってタンクトップにパンツ一丁です笑

(小1女子。。。)

洗濯物の乾燥も早いです

調理

また、天板や炉内で調理ができます。

天板ではお湯をわかしたり、餅を焼いたりできますし、

薪ストーブ屋さんから購入した炉内ピザキッドで焼くピザは、

最高においしいです。

しかも2分くらいで焼けます!

定番ですが焼き芋や焼きなすなんかも炉内で作ることもできます。

※2022年12月追記!

いつでも温かいお湯を沸かせることと、乾燥防止のための湿度確保を両立するために、キャンプ用のケトルなんかも良い感じですよ。

テンマクデザイン・ステンレスケトル2.0L/家でもキャンプでも使い倒せる無骨で頑丈かつ雰囲気抜群なケトル みなさんこんにちは! 年の瀬ですね。いつも思いますが、この1年はあっという間でした。来年もどうぞよろしくお願いします。今年最後と...

楽しさ

あとは何といっても薪ストーブは楽しい!です。

ゆらめく炎を見たり、

パチパチと薪をはぜる音を聞いたり、

家族みんなでストーブの前であたたまったり。。。

インテリア

もちろんインテリアとしても優秀ですよね!

我が家では土間に薪ストーブを設置しています。

周りはきれいに整理しないとですね笑

デメリット

▲運転の手間

着火はもちろん、

薪をくべるタイミングなど、

全てがアナログです。

ボタン1つで動く他の暖房とは大違いですので、

家族の理解と協力が必要です。

▲薪の準備

これが一番大変ですね。

薪を割る、積むためのスペースと時間と手間。

薪屋を買えるまたは自分で伐採できるなど、薪自体を集まられる環境

といった条件をクリアしなければなりません。

▲周りの環境

我が家は住宅街ですが、

敷地はそれほど密集しておらず、

昔は薪ストーブを使っていたという高齢の方々が多く、

(むしろ庭木などくれる。。。)

近くにも数件、薪ストーブのお宅があるなど、

恵まれた環境におかれているため、

煙やにおい、薪などの苦情を受けたことはありません

住宅密集地など環境によって困難な場合もあると思います。

別途、必要なモノなどについて、まとめた記事はこちら。

薪の調達や必要なものについて/薪ストーブのある生活 1.薪の調達 薪ストーブライフで、 最も重要なのは、 燃料である薪の調達です。 我が家の場合は...

まとめ・大事なこと

薪ストーブはとても魅力的だと思いますが、

その反面、導入にはいろいろなハードルがあります。

ですが、

薪の入手の可否

スペースの確保

周りの理解

の3つさえクリアできれば、

あと大事なことは、

自分の気持ち次第!

手間は楽しみに変えることができます!

家族の理解は熱意で説得!

初期導入費用はなんとかしましょう!

(僕は理解と費用は、ランクルを売って対応しました笑)

どなたにもオススメできるものではありませんが、

興味があったら是非!

それではっ!